こちらから人生に対して行動を起こさなければ、人生のほうからこちらに行動を起こしてくる傾向がある、ということです。ほんの数日はあっという間に数週間になり、数週間は数ヶ月に、数ヶ月は数年になります。すぐにすべてが、終わってしまい、残されるのは中途半端に送った人生だけです。
新しい習慣は、新しい靴に似ています。最初の2,3日は、あまり履き心地がよくありません。でも、3週間くらいたつと慣れてきて、第2の皮膚のようになるでしょう。私たち人間は、変化に抵抗し、現状を維持するように、遺伝的にプログラムされています。
生活のあらゆる分野で明確な目標を設定することは、3つの理由で有効なのです。
まず第一に、選択が多すぎて複雑になっているあなたの世界で集中する感覚を取り戻すことができます。われわれが生きている時代はいつもやることが多すぎるのです。
自分のビジョンを実現する第一歩は、それを明確にすることです。「はっきりした計画は、選択という苦痛から解放してくれる。」
第二の理由は、さまざまな機会を逃さないよう、ずっと注意していられることです。
もっとリスクを負う。死の床につくとき、あなたが一番後悔するのは避けてきたすべてのリスク、つかまなかったすべての機会、立ち向かおうとしなかったすべての恐怖でしょう。運は勇気のないものにはめぐってこない。一番抵抗のない道を進むのをやめる。充実した人生を送る秘訣は、安全を探すことに日々をついやすのではなく、機会を追い求めることに時間をさくことです。失敗は勝つ方法を学ぶことにすぎません。人生はすべて選択です。
深い眠りに役立つ4つの秘訣
1・ベッドに横たわって眠ろうとしているとき、一日の活動を頭のなかで再現しないこと。
2・午後8時をすぎたら、食べないこと(どうしても食べたくなったら、スープを飲む)
3・寝る前にニュースを見ないこと。
4・ベッドのなかで本を読まないこと。
1時間早く起きてみる。1日20分瞑想する。
時間を価値あるものに集中して使う。なんでもしようとする者は、結局何も達成できない。
問題をリストアップする。たとえば、何日も悩んでいたことを誰かに、話しただけで、スーと肩の荷がおりたことがないだろうか。それと同じ。
弱点を自覚する。自分の弱点を知らなければ、それを克服することはできません。ネガティブな習慣をなくす第一歩は、それを知ることです。
一番なりたい人物のようにふるまう。
人前で話す恐怖を劇的に減らすには、準備と練習が必要です。
起きてほしくなかったことをあれこれ考えていると、起きてほしいことが生活に入りこむ余地をせばめてしまいます。他人より危ない橋をわたり、あえてさらなる危険に立ち向かう人物は当然、失敗もそれだけ多くなります。
もっと笑う。平均的な4歳児は1日に300回笑うのに対して、平均的な大人は1日に15回しか笑わないそうです。毎朝5分、鏡の前で笑って全身に創造力をみなぎらせ、いい気分で1日をスタートする。「私たちは幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなのだ」
あなたが人生をどこまで高められるかは、いかに必死に働くかではなく、いかによく考えるかにかかっています。いまから5年後のあなたは、主に2つのことから影響を受けていることでしょう。あなたが付き合う人々と、読んだ本です。
すべての本が読破に値するとはかぎりません。どの本を最後まで読むかについて厳選するようにしたら、読み終わる本の数が増えただけでなく、それぞれの本から学ぶことも多くなりました。
耳が二つ、口が一つ与えられていることには、ちゃんとした理由があります。しゃべる2倍は聞きなさい、というわけです。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。聞き上手になるには練習が必要です。
他人のせいにしない。
時間に関してもっとすばらしいことのひとつは、前もって時間を無駄にできないという事実です。あなたが過去にいかに時間を浪費していたとしても、これからやってくる時間は、完全無欠で、損なわれておらず、いつでも最大限に活用できる状態になっています。過去に何が起きていたとしても、あなたの未来には一点のぬくもりもありません。毎日、夜明けはまったくあらたな生活を始める機会をもたらす、ということをわかってください。いつもなりたがっていた人物になるのに、遅すぎるということはありません。
「そのとき」はけっしておとずれない。遺産を築きはじめるのは、“もっと時間ができる”10年後ではなく今日です。
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