目的意識があれば、余計なところは読まずにすみ、ポイントだけ拾える。
本は全部読まなくていい。最初から最後まできちんと読む事は間違っている。
速読より多読。早く読む事よりも自分にとって重要なポイントをつかみ内容を理解し実行に移すことの方が重要。
専門書読んで理解できなかった人が速読によって理解できるようになるわけではない。
インプットだけではただの自己満足。いかにアウトプットするかが重要。多読は投資活動。
速読が早く読んで見せるという技術なら、多読は無駄な部分を切り捨てる技術。
読書は究極の格安の事故投資。投資である以上元手をケチると、リターンもたいした額にならないのはあたりまえ。
みんなが本を読まないという事は、逆に読むだけでその他大勢から突出できるという事。基本的には人間はたいして能力の差は無い。やったかやらなかっただけ。
読書で自分の中の常識を更新する。
目的を明確にする。「自分の人生の目標はなにか」「現状の課題は何か」という大きな目標があれば「今、自分にどんな本が必要か」という事がはっきり意識できます。
例・・たとえば海外旅行に行くのにどこに行くか決めなければ、どこのガイドブックを買えばいいか決められません。
教養型より経験型を選べ。難しい本はあまりビジネスで役に立たない。他人の経験にレバレッジを掛けるのが目的。
同じ本を読むと考え方を共有できる。
カラーバス効果。(職業病)読み始める前にこの本から何を得たいかイメージしておけば、たとえ飛ばし読みしていても、大事なところに差し掛かったときに何か引っかかる感じがする。理解のスピードと、脳への吸収が違う。
制限時間を設ける。時間が無限にあると余計なところも読んでしまう。
80対20の法則を読書にも当てはめる。捨てた部分に重要な事が書いてあったら仕方のない事だと割り切る。何日もかけて読んでいると最初の方をわすれてしまう。
完璧主義を捨てる。100個の事を抜き出して一つも身に付けないよりは、重要な1項目を抜き出して実践する事の方がはるかにリターンを得られる。
一日の生活のリズムに読書を組み込む。
読書時間は意識的にとらないといつまでもとれない。
まえがき、目次、あとがきなどに目を通しあらかじめ本の概要をつかむ。
ダメ本はさっさと読むのをやめる。
ポイントに線を引き、ページを折り、考えた事は書き込む。
読むスピードに緩急をつける。
読んだままで終わらせない。本を読んだ事で満足しない。人間は忘れる生き物なので、こいしてポイント等メモに残しておく。読んだ一年後に内容を覚えている可能性はゼロです。
なぜか? 実行しなかったか、メモをしなかったからだ。
ピーター・ドラッカーは「知的労働者は自らが教えるときに最もよく学ぶという事実がある」と述べている。
同じ本を数年後に読んでみると線を引くところは絶対に違います。なぜなら、自分が成長したからで。人間はその時々で抱えている課題や目的が変わるからです。レベルアップしているからこそ、線を引くところが変わるのです。
知識に経験が加わって初めてできるので。それまでは単にしっているだけに過ぎない。
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