「捨てる」のは全てであって、良い所取りする事ではない。むしろ自分が良いと思っているもの、大切だと思っているものから真っ先に「捨てる」必要がある。
良いと思っているものにこそ執着心がつよくあって、今の自分を変えていこうと脱皮するのを妨げるからである。
お金が欲しい、という、そのこと自体別に悪くはないのである。だけど、そのことだけを目的にして仕事をするのは良くない、というのである。
仕事の動機ひとつとっても、アレが欲しい、コレが欲しい、だからこの仕事をやる、ということから、人にどうやったら喜んでもらえる自分になるのか、といった方向に目標をスイッチするのである。
日本がこれだけ発展したのは、戦争に負けて国を捨てたからである。今発展している、渋谷や新宿は焼け野原だったのである。逆に昔は四谷などが発展していたが、現在はそうでもない。
継続には「縦の継続」と「横の継続」がある。たとえば、横の継続は、毎日パチスロばかりやっていれば、パチンコの技術は磨かれてパチプロの人生が待っているかもしれない。これを「アナログ人生」という。逆に縦の継続は、コックさんからセールスマン、セールスマンから経営者というように、これを「デジタル人生」と呼んでいる。
恐怖のほとんどが妄想である。あの人と会うのが嫌だと思って、実際に会いに行ったら大したことなかったっていうことがよくある。妄想を消していくためには、立ち向かっていったほうがよいのである。
縁は何も人だけではない。本もテレビも、映画も、目に映るもの全て「縁」なのである。全部「縁」である。
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